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中期経営計画

【重要】本ページに掲載している中期経営計画は2026年2月26日公表時点の情報に基づくものです。進捗状況や最新情報については各期の決算資料等をご確認ください。なお、2027年3月期の業績予想は未定です。

電力需要の拡大や脱炭素化の進展により、エネルギー産業は大きな転換期を迎えています。AIの普及による需要増加や、GX-ETSの本格稼働などを背景に、再生可能エネルギーの重要性は一層高まっています。これまで培ってきた電力小売・トレーディングやバイオマス発電の知見を基盤に、国内外で事業を拡張し、特に東南アジアにおいて発電・燃料事業を着実に展開。今後は上流から下流まで一貫したバリューチェーンを構築し、収益源の多層化と持続的な成長を実現していきます。

中期経営計画の事業骨子

電力需要の拡大や脱炭素化の進展を背景に、上流から下流まで一貫したエネルギーバリューチェーンを構築。燃料調達から発電、小売・トレーディングまでを連携させることで、安定供給と収益性の向上を両立します。さらにカーボンクレジットの創出などにも取り組み、事業領域の拡大と収益源の多層化を図ります。

erexの未来 需要増✕脱炭素を新たなカタチで解決するエネルギー会社へ〜上流への展開〜

中期経営計画 上流への展開
  • 中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)より抜粋

2026.3月期以降の計画

2026年3月期以降は、国内事業を中心に売上・利益の拡大を計画しています。国内では、燃料、発電、小売、トレーディングといった既存事業の収益を安定して伸長させるとともに、アグリゲーション事業による収益拡大を図ります。また、海外事業については、東南アジアでの電源開発やバイオマス燃料製造などを着実に推進することで、国内外ともに持続的な成長と収益力の向上を目指します。

FY26以降の計画(売上、利益の部門別内訳)

(単位:億円) FY25(修正計画)※1 FY26 FY27 FY28
売上高 1,761 1,749 1,818 2,083
小売・トレーディング 1,948 2,000 2,011 2,210
発電・燃料 587 634 715 790
海外 38 63 111 150
その他連結調整 ▲812 ▲949 ▲1,020 ▲1,068
営業利益 71 85 90 113
小売・トレーディング 92 75 89 109
発電・燃料 4 1 7 11
海外 ▲21 ▲9 ▲9 ▲4
その他連結調整 ▲16 ▲17 ▲6 ▲9
IFRS調整 11 35 8 6
  • ※1 2026年2月26日に計画を修正しております
  • ※精查中
  • 中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)より抜粋

2026.3月期以降の成長曲線

2026年3月期以降、収益は段階的に拡大し、中長期的に大きな成長を見込んでいます。既存事業の積み上げに加え、新規電源の開発や事業領域の拡張が成長をけん引。これにより収益規模を着実に引き上げ、持続的かつ力強い成長曲線の実現を目指します。

FY26以降の成長曲線

FY26以降の成長曲線
  • 中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)より抜粋

国内事業成長の見通し

国内事業では、顧客ニーズに応じた小売プランと利益創出モデルの構築を通じ、販売量と収益性の向上を図ります。あわせて、蓄電池やコーポレートPPAを活用したアグリゲーションやトレーディングとの連携により付加価値を創出します。さらに、バイオマス燃料の拡販と調達強化を進め、安定供給と価格競争力を高めることで、持続的な収益成長を目指します。

  • 市況変動リスクを織り込んだ電力供給体制を構築し、事業規模を拡大(高圧)
  • 電力を軸に、都市ガス・付加サービスを組み合わせたプラン設計により継続率を向上(低圧)
  • トレーディング・自社電源・アグリゲーション機能を活用し、販売量の拡大と利益率向上の両立を目指す

高圧小売事業の成長イメージ

FY28:供給容量1,500MWを計画

高圧小売事業の成長グラフ

低圧小売事業の成長イメージ

FY28:供給件数30万件を計画

低圧小売事業の成長グラフ

蓄電池事業での計画イメージ

取扱電源ベース

FY26 FY27 FY28
出力 35MW 50MW 100MW

投資決定ベース

投資決定ベースグラフ
  • 中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)より抜粋

海外発電事業概要

ベトナム・カンボジアでは急速な経済成長を背景に、電力の安定供給やエネルギー自給率の向上、脱炭素への対応が重要な社会課題となっています。当社は再生可能エネルギー電源の開発とカーボンクレジットの創出により、事業基盤と収益機会の拡大を図るとともにこれらの社会課題の解決に貢献します。

ベトナム カンボジア
案件名 イエンバイ
バイオマス発電
トゥエンクアン
バイオマス発電
水力発電 バイオマス発電
+太陽光発電
稼働開始予定 2027年度末 2027年度末 2026年12月末 2027年度末
発電出力 50 MW 50 MW 80 MW 50 MW + 40 MW
総投資額 120.5 MMUSD 120.5 MMUSD 240 MMUSD 180 MMUSD
売電先 ベトナム電力公社 ベトナム電力公社 カンボジア電力公社 カンボジア電力公社
税引前利益 ※出資比率考慮 10 MMUSD/年
(売電&クレジット)
10 MMUSD/年
(売電&クレジット)
11 MMUSD/年 8~10 MMUSD/年
(クレジットは採択後に精査)
  • 中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)より抜粋

カーボンクレジットの創出

ベトナムの再生可能エネルギー電源などを通じて環境価値を創出し、新たな収益源の確立を目指します。創出されたカーボンクレジットを、GX-ETS(排出量取引制度)を通じて国内での活用を進め、脱炭素への貢献と収益機会の拡大を図ります。

ベトナムにおけるバイオマス電源開発の着実な実行により、電力需要に応えつつカーボンクレジットを創出

~FY25 FY26 FY27 FY28 FY29~



  • ハウジャン
    バイオマス発電所
    (ベトナム発電所1号)
  • トゥエンクアン
    ペレット工場
  • ナズオン発電所
    (石炭火力へのバイオマス混焼)
  • カオガン発電所
    (石炭火力へのバイオマス混焼)
    ナズオン石油火力発電所 画像
    ナズオン石油火力発電所
  • イエンバイ
    バイオマス発電所
    (ベトナム発電所2号)
  • トゥエンクアン
    バイオマス発電所
    (ベトナム発電所3号)
    バイオマス発電所完成イメージ画像
    バイオマス発電所完成イメージ
  • カンファ発電所
    (石炭火力へのバイオマス混焼)
  • アンジャン
    バイオマス発電所
    (ベトナム発電所4号)
  • 新規
    バイオマス発電所
  • ペレット工場
案件一覧 出力(MW) 当社想定獲得量(年)
ハウジャンバイオマス発電 20MW 2.3万t-CO2
イエンバイバイオマス発電 50MW 7.1万t-CO2
トゥエンクアンバイオマス発電 50MW 7.1万t-CO2
アンジャンバイオマス発電 50MW 7.1万t-CO2
ナズオン発電所(バイオマス混焼) 55MW×2基 4.5万t-CO2
カオガン発電所(バイオマス混焼) 57.5MW×2基 4.7万t-CO2
カンファ発電所(バイオマス混焼) 335MW×2基 27.4万t-CO2
FY28
想定クレジット獲得量
FY29
想定クレジット獲得量
11.5万t-CO2 60.4万t-CO2
クレジット取引価格単価:60$/t-CO2を想定
  • 中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)より抜粋

財務戦略(FY26-28)

2028年度にかけては、成長投資を継続しつつ、資本効率を意識した財務戦略を推進します。パートナーシップ型投資やプロジェクトファイナンスなどの調達手法を柔軟に活用することで、バランスシートへの影響を抑制します。あわせて事業ポートフォリオの最適化を図りながら、持続的な成長と収益力の向上を目指します。

  • 資金調達環境の変化に応じた柔軟な調達手法の活用
  • パートナーシップ型投資やプロジェクトファイナンスを活用し、バランスシートへの影響を抑制した成長投資を推進
  • 事業ポートフォリオ最適化による資本効率の向上
財務指標
財務
健全性
ネットD/Eレシオ0.6倍以下自己資本比率40%の維持
資本
効率性
ROIC5.5%・ROE8%以上
  • 中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)より抜粋
キャッシュアロケーショングラフ

資料ダウンロード

中期経営計画説明資料 画像

「中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)」の全編は、PDF形式にて公開しております。より詳細な事業戦略や取り組みについては、下記より資料をダウンロードしてご確認ください。