発電所概要
豊前バイオマス発電所は、PKS(パーム椰子殻)、木質ペレットを主燃料としたバイオマス発電所であり、2020年1月に商業運転を開始しました。発電した電力は、全量九州電力株式会社を経由して、お客さまへ供給しております。
グループ最大出力と最高の送電効率
専用トラックで運ばれてきた燃料をバンカに貯蔵しコンベアでボイラに供給する「燃料投入設備」や、活発に流動する高温の砂により粒状の燃料を効率よく燃焼させ、高温高圧の蒸気を作る「循環流動層式ボイラ」、ボイラで作られた蒸気でタービンを回転させ、発電機で電気を作る「タービン発電設備」など、様々な施設が連動してエネルギーを生み出しています。
環境配慮の取り組み
発電所からの排水は、排水処理設備を介し水質(pH・濁度) を改善しております。また、ボイラからの排気は、ろ布を用いて灰を取り除くバグフィルタを通じて大気中に放出します。粉塵対策では、燃料輸送時に密閉型ダンプを使用し、臭気・粉塵の飛散を防止しています。さらに廃棄物の有効利用として、燃焼灰を全量セメント事業者にて造粒固化し再利用しております。
アクセス
所在地
〒828-0021 福岡県豊前市大字八屋 2544-60
交通アクセス
日豊本線「宇島駅」下車、徒歩約 15 分