Sustainability

マテリアリティ
(重要課題)

基本的な考え方

イーレックスでは、「環境」「社会」「ガバナンス」に関するマテリアリティをこれまでに策定しておりましたが、経営環境や社会情勢の変化を踏まえ、見直しを実施いたしました。
見直しの結果、より具体的な内容へと落とし込み、「財務的マテリアリティ」と「環境・社会的マテリアリティ」の2つに分類しました。今後、これらのマテリアリティ解決に向けた取り組みを通じて、持続可能な社会への貢献と当社グループの中長期的な成長を目指してまいります。
なお、マテリアリティについては、引き続き継続的な見直しを進めてまいります。

特定したマテリアリティ

安定的な電力供給にとどまらず、人々の暮らしに寄り添うことが私たちの使命です。イーレックスでは、今後展開する事業においても、このような地域社会との積極的な交流を推進していく予定です。地域の皆さまと手を取り合うことで脱炭素社会の実現を目指し、これからも挑戦し続けます。

財務的マテリアリティ
持続可能な燃料の安定調達の推進
再エネニーズの喚起と需要拡大
環境負荷低減への貢献
新しい脱炭素電力ビジネスの確立
環境・社会的マテリアリティ
バイオマスで経済成長とGHG削減の両立
地域産業、農林業分野の振興
雇用の創出
自然エネルギーの普及・
エネルギー自給率への貢献

マテリアリティの詳細

財務的
マテリアリティ
マテリアリティ 目指す姿 重要度が高い項目
持続可能な燃料の安定調達の推進 再生可能エネルギーを持続可能な形でお客様に安定供給 リスク
  • 燃料規制変更に伴うコスト対応
  • 燃料の価格変動リスクに対応
  • 燃料調達の安定性への懸念対応
再エネニーズ拡大への対応 2050年カーボンニュートラルの世界へ向け、積極的に需要家に働きかけ 機会
  • 出力抑制の増減による売上高の変化
  • 再エネ需要の高まりを背景とした売上変化
  • 蓄電池・アグリゲーション等のエネマネ効率化システム
環境負荷低減への貢献 環境に配慮した効率的循環経済の構築 機会
  • 自社GHGの削減
  • 石炭火力発電所のバイオマスへの燃料転換
  • 商流でのエネルギー消費削減
新しい脱炭素電力ビジネスの確立 2050年カーボンニュートラルの世界へ向けた新たな需要の掘り起こし 機会
  • カーボンクレジット事業
  • 蓄電池・アグリゲーション等のエネマネ効率化システム
環境・社会的
マテリアリティ
バイオマスで経済成長とGHG削減の両立 当社が培った知見をいかし、東南アジアの脱炭素を目指す 機会
  • 石炭火力発電所のバイオマスへの燃料転換
  • 燃料工場の開発事業
  • バイオマス発電所の開発事業
  • 自社GHGの削減
  • 商流でのエネルギー消費削減
地域産業、農林業分野の振興
雇用の創出
エネルギー自給率への貢献

マテリアリティの特定プロセス

STEP.1 課題の洗い出し

SASB(サステナビリティ会計基準)といった国際的な指標を参考に、当社の事業環境を分析し、企業価値向上に向けた経営課題との関連性が高いマテリアリティを抽出しました。

課題の洗い出しイメージ

STEP.2 課題の重要度評価

STEP1で抽出した項目について、社会価値(世の中に与える貢献度)と経済価値(イーレックスにとっての重要性)の2軸で評価を行いました。

社会価値と経済価値の2軸画像

STEP.3 マテリアリティ案の策定

STEP2で重要度が高いと評価した課題を主要課題として抽出し、以下のカテゴリに整理し、サステナビリティ委員会で審議し、マテリアリティ案として整理しました。

  • 1. 持続可能な燃料の安定調達の推進
  • 2. 再エネニーズの喚起と需要拡大
  • 3. 環境負荷低減への貢献
  • 4. 新しい脱炭素電力ビジネスの確立

STEP.4 妥当性の検証

STEP3のマテリアリティ案及び特定プロセスについて、各ステークホルダーの視点に精通する有識者との意見交換等を通じ、妥当性を検証しました。
その結果を踏まえ、STEP2のマテリアリティ案に当社の重要プロジェクトと位置付けている東南アジアへの投資内容について、主要課題の1つに位置づけを変更いたしました。

STEP.5 マテリアリティの特定

サステナビリティ委員会において、マテリアリティ最終案について審議した後、取締役会で決議しました。なお、マテリアリティは社会情勢や当社グループの経営状況の変化等を考慮し、毎年見直しの必要性を取締役会で審議しています。