GHG排出量データ
カーボンニュートラル達成に向けた指標として、当社グループは2021年度分よりGHGプロトコルに基づくGHG排出量の算定を始めました。算定の対象となる活動や排出源ごとの算出手法を特定・整理しSCOPE1,2および3を計算しました。
今後も継続して算定し当社グループ事業による環境への影響をモニタリングしていきます。
GHG排出量実績(単位:t-CO2)
SCOPE1※1 | SCOPE2 | SCOPE3※2 | 合計 | |
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2021年度 | 4,975 | 3,990 | 3,008,877 | 3,017,842 |
2022年度 | 483,134 | 1,391 | 1,980,456 | 2,464,981 |
2023年度 | 630,226 | 3,279 | 1,508,534 | 2,142,039 |
GHG排出量を今後の指標とするにあたって事業の拡大 や海外への積極的進出および当社が取り組むフューエルコ ンバージョン(石炭火力発電の漸次的バイオマス専焼化) 計画※3などによって⼀時的なGHG排出量の増大も考えられ ます。各種取り組みによって自社が排出するGHG排出量を 削減していくと共に、CO2フリーの電気を需要家に供給す るなど「当社グループ事業によって削減される世の中全体 のCO2削減量」を「削減貢献量」と定義し、今後この削減 貢献量を増加させるべく取り組んでまいります。
- ※1 2022年8⽉、当社は⽯炭⽕⼒フューエルコンバージョン計画の⼀環として糸魚川⽯炭⽕⼒発電所を買収いたしました。
そのため2021年度 から2023年度にかけてSCOPE1が増加しています。 - ※2 2023年度は販売電⼒量が減少したことに伴いSCOPE3が減少しています。
- ※3 フューエルコンバージョン計画においては⽯炭⽕⼒発電所を買収することにより短期的には当社グループのGHG排出量のSCOPE1が増加 します。
しかしながら⽯炭燃料をバイオマス燃料へ⼀部置換え、その比率を増やしていくことで、⼀時的に増加した当社グループのGHG排出 量SCOPE1を削減してまいります。