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投資家のみなさまへ

前期に続き、当期も過去最高の売上高・経常利益を達成

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。2023年3月期の当社グループの業績は、分断されたエネルギーを巡る資源価格の高騰、原材料価格の上昇や円安等為替の影響があったにもかかわらず売上高2,963億円、経常利益152億円と過去最高の好業績となりました。
電力小売事業の収益を重視した施策に加え、燃料価格の高騰と下落時の迅速な対応、日本卸電力取引所(JEPX)の適切な対応、また相対・卸売取引および電力デリバティブ取引の活用など、機動的に対応したこと等が主な要因です。
変化の激しい環境においても市況を見据えて着実に利益を伸ばすとともに、燃料事業、発電事業、トレーディング事業、そして電力小売事業と4事業を一体化し、リスク管理を徹底させ、安定的な利益を確保することができたと考えています。
現在、脱炭素、地政学的リスク等に対して、不確実、不安定な環境に直面しており、社会が大きく変わる可能性があります。このような先行き不透明な環境においては、戦略的に取り組む必要があります。
気候変動への取り組みに対応しながら、これまで以上のベンチャー精神をもって、「再生可能エネルギーをコアに電力新時代の先駆者になる」というビジョンのもと、日本市場における大型バイオマス発電所の建設計画のみならず、カンボジアでの水力発電所建設をはじめとして、東南アジア諸国を中心に、脱炭素に向けた事業展開を確実に実行していきます。
当社グループは脱炭素戦略として、2030年に2,500万t/年のCO2削減を計画しています。今後、カーボンプライシングやグローバルな排出権取引など、環境価値のトレードが具体化するネットゼロ社会の実現を見据え、国内電力事業にとどまらず、脱炭素のリーディングカンパニーへと転換を遂げ、環境価値を最大化し、グリーンエネルギーの成長を目指します。
株主の皆様には、引き続き一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2023年6月
代表取締役社長
本名 均