バイオマス燃料(PKS)の持続可能性の確保に関する自主的取組
バイオマス燃料(PKS)の持続可能性の確保に関する自主的取組
第三者認証を取得したPKSを初輸入
~長期安定供給の役割を担うインドネシア合弁会社(DSE)から初出荷~
イーレックス株式会社
イーレックス株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」という)は、当社関連会社であるPKS集荷事業会社PT Dharma Sumber Energi(本社:インドネシア共和国ジャカルタ、以下「DSE」という)から、*1 固定価格買取制度(FIT制度)が求める持続可能性(合法性)を担保する第三者認証(GGL認証)付の*2 PKSの調達を行いました。
当社は、脱炭素とエネルギーの安定供給の両立を基軸に「脱炭素に向けた新たなイノベーションを起こす」ことを中期経営計画の重点取組の 1 つとしております。
国内では、5基のFIT バイオマス発電所を運転中、さらには、Non-FITの大型バイオマス発電所の開発を目指しております。また、海外においては、ベトナム・インドネシア等の東南アジア諸国を中心としたバイオマス燃料事業 、バイオマス発電事業、カンボジアでの水力発電事業の開発等の再生可能エネルギー事業の推進を行っております。
PT Dharma Satya Nusantara(本社:インドネシア共和国ジャカルタ、 以下「DSN」という)
のグループ会社のDSEは、第三者認証(GGL認証)の要件を満たしたPKSの調達・供給に向けた準備を着々と進めて参りましたが、本年7月中旬に当社グループ発電所へ初出荷をいたしました。
バイオマス燃料の供給においては、持続可能性(合法性)の確保やトレーサビリティの必要性が高まっております。今後、DSEが集荷するPKSは全てDSNグループからの供給になります。DSNグループはパームオイルの持続可能性(合法性)を評価する*3 RSPO認証を取得しております。本事業は当社グループ発電所へ長期的、経済的かつ持続可能性(合法性)を備えたPKSの安定供給体制をより一層強化する上で非常に重要な意義を有しております。
当社は、「再生可能エネルギーをコアに電力新時代の先駆者になる」というビジョンのもと、
共創パートナーとのシナジーを追求しながら、バイオマス等再生可能エネルギー事業の競争力の向上を図り、国内外で事業を拡大していくことにより、脱炭素社会に向け企業価値の最大化を目指してまいります。
商号 | PT Dharma Sumber Energi(DSE) |
所在地 | インドネシア共和国 |
代表者の役職・氏名 | 代表取締役 FRANCISCUS EFFENDI SULISETYO |
事業内容 | バイオマス燃料ストックパイル、輸出事業 |
資本金 | US$100 万 |
出資比率 | DEI 社 67 %、ES 社 33% |
設立年月 | 2020 年 10 月 |
※1 FIT 制度:再生可能エネルギーの固定価格買取制度
※2 PKS:Palm Kernel Shell の略。アブラヤシの実からパーム油を搾り取った後の殻
※3 RSPO 認証 (Roundtable on Sustainable Palm Oil):パーム油を対象とする認証制度
■ ニュースリリースに関するお問い合わせ先
イーレックス株式会社 IR広報部
TEL:03-3243-1167 FAX:03-3243-1184
E-mail:pr.info@erex.co.jp