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再生可能エネルギーをコアに 電力新時代の先駆者になる

代表取締役社長 本名 均

再生可能エネルギーをコアに 電力新時代の先駆者になる

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
世界経済は、新型コロナウイルスまん延による影響から回復傾向にありましたが、2022年2月以降のロシアのウクライナ侵攻により、深刻な人道危機が生じているばかりでなく、世界的に社会経済を取り巻く環境が激変し、資源価格の高騰や、物流の混乱が深刻化するなど、厳しい状況にあります。
このような事業環境のもと、当社グループはそれぞれの社員が「どう変化に対応できるか」を考え果敢に挑戦し実行し収益力の向上を強化してまいりました。
その結果、2022年3月期の連結売上高は約2,305億円(前期比62.5%増)親会社株主に帰属する当期純利益は9,653百万円(前期比53.6%増)の増収増益となり、過去最高益を更新いたしました。
電力小売事業、燃料事業では、資源価格の高騰等外部環境による調達コストの上昇はありましたが、トレーディング事業、発電事業および相対電源での調達等により需要と供給のバランスを最適化する事で、収益は高水準で推移しました。
当社は、燃料事業、発電事業、トレーディング事業、電力小売事業の4事業を一体化させ推進する事で、安定的な収益の確保とリスクの分散化により成長を遂げてまいりました。
今年度より、脱炭素とエネルギーの安定供給の両立を基軸に「脱炭素に向けた新たなイノベーションを起こす」をテーマとした新たな中期経営計画をスタートさせました。加えて、イーレックスグループの今後のさらなる成長を実現するため、人材確保や財務基盤、技術力の強化をこの3年間において実施してまいります。
さらに、2050年カーボンニュートラルに向け、既存事業の着実な強化と新領域への投資を進めてまいります。
重点取組の一つとして、経済発展が著しいベトナム国において、バイオマス事業を推進していく方針を決定いたしました。同国でのバイオマス燃料開発および発電事業を通じて、雇用創出、所得向上、エネルギー自給率の向上等を実現する事で、同国の脱炭素に向けた大型プロジェクトとして貢献していく計画です。加えて本事業の推進にあたっては「二国間クレジット制度」の活用を計画しており、同国からの大きな期待が寄せられております。
今後は東南アジアを中心に、海外に事業の拠点を移す事を視野に入れ、さらなる成長を目指してまいります。
一方、ロシアのウクライナ侵攻がもたらした新たな冷戦により、世界のエネルギー価格は高騰し、エネルギー産業は混迷とも呼べる状態なると思われます。
このようにエネルギーの太宗を輸入に頼る日本にとっては未曽有の危機に直面しており、エネルギー事業者にとっては非常に厳しい事業環境であると認識しております。
しかしながら、当社グループは、既存事業のさらなる基盤強化を図るとともに、将来に向けた脱炭素事業を一層強化し、着実な成長を実現すべく邁進してまいります。
一人ひとりが飛躍的に生産性を高める事で会社全体の発想力を向上させ、脱炭素に向けたイノベーションを創出してまいります。
株主の皆様におかれましては、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

  • ※二国間クレジット制度:導入資金の一部を補助金として支援しながら、日本の優れた脱炭素技術をパートナー国に提供し、CO2の削減と持続可能な社会インフラの整備に貢献するとともに、削減されたCO2の一部を日本の排出削減量として計上する仕組みです。

2022年6月
代表取締役社長
本名 均