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2024年3月期の赤字から2025年3月期は黒字転換、
戦略的にパートナーと強固な関係を築き、成長に挑む

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2024年3月期の当社グループの業績は、前期に調達した割高な電源を低位に推移している電力市場で売却せざるを得なくなり、誠に遺憾ながら、183億円の経常損失となりました。この教訓を反省し、電源調達戦略の大幅な変更、リスク管理を強化するための組織改変を行い、事業構造の改革を実施して参ります。このような施策により、2025年3月期は、逆ザヤが解消され、小売事業の成長を見込み、継続的かつ安定的に利益を計上し、4 3億円の税引前利益(IFRS)を計画しています。
東南アジア諸国においては、経済成長と人口増に伴い、エネルギー需要が急増するものと予想されます。加えて脱炭素への要請が強まって参ります。この状況下において、豊富なバイオマス資源を活用し、バイオマス発電所の建設や石炭火力のフューエルコンバージョンを通して、グリーンエネルギー戦略を実行して参ります。これにより、東南アジアの国々の脱炭素、エネルギー自給率の向上、雇用の増加、農村部の所得向上を図ることができると考えています。
前期決算において財務体質が棄損しました。その中で、当社の“東南アジアにおける脱炭素”という成長戦略について、多くの取引先やパートナーの方々と議論を重ねました。その結果、グローバルな脱炭素社会の実現を経営戦略上重要視しているJFEエンジニアリング、戸田建設、九電工、三井住友ファイナンス&リースの4社を引受け先とする、第三者割当増資を実施しました。今後、この4社を含むパートナーの方々とともに、成長事業に取り組んで参ります。
現在、当社にとってベトナム国では初めてとなる商用バイオマス発電所※(20M)を、ハウジャン省において建設中で、2024年末頃の運転開始を計画しています。この発電所以外にもイエンバイ省、トゥエンクアン省でバイオマス発電所※の建設計画が具体的に進んでいます。イエンバイ省とトゥエンクアン省においては今期中にペレット工場の稼働も予定しています。
国内の電力事業についても成長することができると考えています。電力市場自体も他のエネルギーからの代替需要、データセンターや生成AIの普及による需要の増加などが期待でき、当社の活躍の場は今後も拡大していきます。
最後に、脱炭素についてです。ご承知のように、脱炭素は経済の問題です。CO2を削減することによる排出権($/CO2t)が一つのキーワードとなります。グローバルサウスは今後もさらに人口が増加し経済成長が見込まれます。これらの国々でCO2削減に伴う大量の排出権を確保し、最大限に活用することで国内外の脱炭素を推進いたします。
株主の皆様には、引き続き一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2024年6月
イーレックス株式会社
代表取締役社長 本名 均

  • ※ハウジャン省、イエンバイ省、トゥエンクアン省の発電所が、環境省の「二国間クレジット制度(JointCreditingMechanism:JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」(優れた脱炭素技術等を活用し、途上国等における温室効果ガス排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証(MRV)を行う事業。途上国等における温室効果ガスの削減とともに、JCMを通じて我が国およびパートナー国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に資することを目的とする。優れた脱炭素技術等に対する初期投資費用の2分の1を上限として補助を行う。尚、本事業はベトナム政府と日本政府の協力の下、実施されている。)に採択されています。