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海外事業展開

脱炭素社会の実現に向け、ビジネスのグローバル化を加速

イーレックスグループには創業以来持ち続けている「挑む文化」のもと、脱炭素社会の実現に向け、グローバルをフィールドに積極的に新たな事業を展開していきます。

アジア諸国における再エネ事業展開

イーレックスは、ベトナム・カンボジアを始めとしたアジア諸国において再生可能エネルギー事業を推進していきます。
再生可能エネルギー(太陽光、風力、バイオマス等)の中でも、バイオマス発電は天候に左右されないため、安定的な供給力が確保できます。また、本事業を地産地消で進めることで、当該国のエネルギー自給率を向上させ、CO2の削減や雇用の創出も見込めます。
私たちは、本事業を通じて開発途上国の経済発展および世界の脱炭素の実現に貢献するとともに、強靭な再生可能エネルギーの構築に向けて多様なバイオマス燃料開発を推進していきます。

イメージ:ベトナムでの事業について

ハウジャンバイオマス発電所

  • ベトナム第7次国家電源開発計画(PDP7)の一環として建設。2025年4月に商業運転を開始
  • 環境省の令和4年度「二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)資金支援事業のうち
    設備補助事業 ※1」に採択 ※2
  • ※1 優れた脱炭素技術等を活用し、途上国等における温室効果ガス排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証(MRV)を行う事業。途上国等における温室効果ガスの削減とともに、JCMを通じて我が国およびパートナー
    ー国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に資することを目的とする。優れた脱炭素技術等に対する初期投資費用の2分の1を上限として補助を行う。なお、本事業はベトナム政府と日本政府の協力の下、実施されている。
  • ※2 2022年7月1日付「令和4年度二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」の公募における第一回採択案件の決定について」にて公表。

新設バイオマス発電プロジェクト(PDP8)

ベトナム第8次国家電源開発計画(PDP8)の実施計画が承認(2024年4月1日)。18地点(最大1,100MW)の開発を計画中。
イエンバイ、トゥエンクアン発電所については年内着工予定であり、着工後約2年半後に運転開始予定となります。3号案件としてアンジャン発電所を選定。
また、既存石炭火力のフューエルコンバージョンにも取り組む計画をしております。

イメージ:プロジェクト地点

イエンバイ、トゥエンクワンのバイオマス発電所詳細

イメージ:バイオマス発電所詳細

バイオマス燃料加工工場

トゥエンクアン省にて、木質残渣等の未利用資源を主な原料として木質ペレットを製造する工場を稼働しました。
製造したペレットは日本を中心とした海外に輸出します。ベトナムに残存する安価な燃料を活用することで、バイオマス燃料事業を強化いたします。

イメージ:工場の建設

カンボジア水力発電プロジェクト

アジアでも屈指の経済成長を遂げているカンボジア王国において、出力80MW規模の水力発電所建設プロジェクトに出資参画をしております。
カンボジアはアジアの生産拠点として海外企業からも高い注目を集めている一方、経済成長において必要不可欠な電力の供給力は十分ではなく一部を近隣国からの輸入に頼っている状況です。
本プロジェクトは大規模な貯水量を有する水力発電プロジェクトであり、1年を通じて発電が可能であることから同国の電気の安定供給に大きな役割を果たすことを期待されております。

発電能力 80MW
総投資コスト USD233.6百万
売電契約先 カンボジア電力公社
売電契約 BOT※方式のもと、35年間の電力売買契約(take or pay)をカンボジア電力公社と締結済
ダム面積、貯水量 85㎢(12億㎥)
工事完了予定 2026年度上期(予定)

※ Build Operate and Transfer の略。 事業会社が施設を建設し、一定期間管理・運営を行って資金を回収した後、公共側に施設を譲渡する方式